【初心者】20代後半向けのメンズファッション【オシャレの基本】
更新日:2019/5/5
この記事は、下記の悩みを持つ20代後半男性向けに書きました。
- 年齢に見合った服装がしたい
- どんな服を着ればいいのか分からない
- どこで服を買えばいいのか分からない
- ファッションについて初心者がまず気をつけるべき基本的なことが知りたい
記事を読むことで、初心者でも20代後半らしい大人っぽくてオシャレな服装にするための知識が得られます。具体的には、ファッションの基本、はじめに手に入れておきたいアイテム、コーディネートを一通り学べます。
多分、服を気にしてこなかった時より女性からの目線も変わると思うし、自分が思っている以上に自信がつくのでアクティブになれると思います。
基本
20代後半のファッションテーマは大人への変化だと思っています。
具体的には、子供っぽさを消しつつ適度にオシャレな雰囲気を出します。
適度にオシャレな雰囲気を出すっていうのがポイントで、完全に大人っぽい服装だけではもったいないかなって感じですね。
これを基準に服を選んだり着こなしたりするんですが、同時に精神的にも大人っぽさを意識するのがベストなんじゃないかなって思います。
20代後半男性の服の選び方について基本となるポイントは3つあります。
- アイテムの使い方(バランスの取り方)
- シルエット
- 配色方法
まずは、これらの基本方法を順番にお話ししていきますね。
@カジュアルときれいめアイテムを意識して着こなす
20代前半までは、カジュアルなアイテムを多く使っても年相応で周りの反応も普通だったかもしれませんが、20代後半ともなると、いよいよガキっぽい人と大人っぽい社会人って感じで大きく差がついてきます。
精神的にはともかく、見た目を大人っぽい雰囲気にするには、カジュアルなアイテムときれいめなアイテムを理解して上手に組み合わせることが重要です。
ところが、初心者にカジュアルなアイテムやきれいめなアイテムを理解しろといっても何のことか分からないかもしれませんね。
簡単に解説すると、きれいめなアイテムとは、公式な場に着るのにふさわしい格好に近い服で、例えばビジネスシーンで着るスーツ寄りのアイテムとなります。
ビジネススーツの特徴は、モノトーンですっきりしたシルエット、柄は無地ですが、これに近いほどきれいめ寄りなアイテムと思ってください。
逆に、カジュアルなアイテムの特徴は、明るい色でゆったりしたシルエット、柄があるといった感じです。
街着で使うアイテムには、明確にきれいめ・カジュアルの区別が付かない場合もありますが、きれいめ・カジュアルの特徴を理解して、どちらに寄ってるかを簡単に判断できれば問題ありません。
そして、20代前半までは、カジュアル服をたくさん使っていた人でもこれからは、きれいめアイテムを取り入れていくことで、とりあえず大人っぽく見えるようになります。
バランスとしては、きれいめ:カジュアルが7:3くらいの割合ですね。
さらに、オシャレに見せるには、この基本の割合を維持した状態で上手くアイテムを組合わす技術が必要なのですが、とりあえず7:3を意識したコーディネートができるようになれば無難な合わせ方ができますよ。
A色の使い方
20代後半での服装の色の使い方は非常に簡単で、白・黒・グレーを主としたモノトーンでなんとかなります。
これが20代前半までだと、周りのオシャレ感に負けて地味に見えるし、老け始めた30代後半から40代の人が同じ配色だと顔が地味になった分、これまた地味に見えるので色合いについてのアドバイスが必要となります。
モノトーンを主とした配色に、アイテム点数やシルエット、ちょっとした明るさを足してオシャレ感を出せるようになると、中級者レベルには見えると思いますよ。
Bシルエット
メンズファッションの基本シルエットは、I・Y・Aの3つの型があるのですが、20代後半の初心者さんは、まずI型とY型を意識した服の合わせ方をするのが正解だと思います。
A型は、やり方によっては若すぎる雰囲気になるので、大人っぽさを保ったままシルエットを作るには、ある程度コーディネートを研究する必要があることから上級者向けです。
参考までに、ここではIとYのシルエットの解説を載せておきますね。
I型
Photo by: Dcollection
I型シルエットとは、シルエットの横幅が上半身・下半身ともに細身にするやり方で、視覚的に実際より背が高くスラっと見えるメリットがあります。
シルエットの幅は、実際の幅だけでなく、黒などの収縮色を使うことによっても細くみせることが可能ですよ。
Y型
Photo by: Dcollection
Y型シルエットとは、上半身にボリュームを持たせて、下半身を細身にするスタイルで、全体的にバランスがよく見えるので、体型カバーされて実際よりもスタイルが良く見える着方です。
シルエットにボリュームを持たせるには、明るい膨張色を使ったり、バックやリュックをもってボリュームがあるように見せることも可能です。
また、上下のメリハリをつけるほど、バランスよく見える特徴がありますよ。
初心者がはじめに手に入れたいアイテム
参考までに、ここでは20代後半男性で、どんな服から揃えていけば分からない人向けに、初めに揃えると取っ掛かりやすいアイテムをまとめました。
黒のテーラードジャケット
20代後半だと、まだまだ老けてない人が多いと思うので、キメ感が出る黒のテーラードジャケットが似合いやすい時期でもあります。
黒のテーラードジャケットは、スーツのジャケットに近いアイテムなので、とても馴染みやすく基本的なコーデのパターンも決まってきます。
だから1着持ってると便利ですよ。
ロングコート
ロングコートは、上半身が太く下半身が細いY型シルエットで調整しやすく、背が低い高いに関係なく体型をカバーしてスタイルアップできるお役立ちアイテムです。
防寒着が必要な冬や夜が肌寒い春など、機能面だけでなくオシャレ着としても非常に便利ですよ。
特に、チェスターコートやステンカラーコートは初心者でも扱いやすいロングコートです。
テーラードジャケット選びとコーデに役立つ記事
白の無地カットソー
無地のカットソーは、1枚で着るだけでなく、ジャケットのインナーとしても使えるので着まわしやすいアイテムの一つです。
ポイントは丈の長さで、それが長いほどゆったりカジュアルな印象を与えます。
長すぎると大学生の着こなしに見えるし、短すぎるとチンチクリンでオッサンっぽく見えてしまいます。
20代後半の男性なら、丈がベルトよりちょっと下あたりのカットソーがおすすめで、それを使うとオシャレ感を残しながら子供っぽさを消すことができますよ。
色はベタですが、白から揃えていくのがおすすめですね。
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黒の細見えパンツ
20代後半の初心者の服のシルエットは、I型かY型からはじめるといいというお話しはしました。
I型やY型の共通点は、下半身が細く見えるシルエットです。
そうすると、細パンツを選ぶことになるのですが、特に細く見えやすい収縮色である黒のパンツは使い勝手がいいですよ。
トモもそうなんですが、背が低かったり、足が短くて悩んでいる人は特に取り入れるといいでしょう。
細パンツには、スキニーパンツだけでなく、腰回りがゆったりとしていて足首に向かうにつれて細くなるテーパードパンツもあるので、腿が太かったりお腹周りの脂肪が気になってきた人でも使うことができます。
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靴
靴は、色々好みが分かれてくると思うのですが、20代後半の男性がはじめに持っておきたいのはシンプルなデザインの革靴とスニーカーです。
特に、黒パンツに合うものを選ぶと履きまわしやすいし、色を合わせることで、脚長効果を演出することもできます。
黒の革靴
黒の革靴は、黒パンツと合わせることで全体の7割ほど、ドレスな雰囲気を出すので、トップスが多少カジュアルなものに傾いても20代後半らしいコジャレ感を伴った大人っぽい服装ができます。
シンプルなスニーカー
スニーカーは、革靴と逆でカジュアルに寄せるアイテムなんですが、いつもきれいめ重視なスタイルだと飽きてしまうので、少し着崩すつもりで使うことオシャレに見えますよ。
通常、スニーカーに変えるだけでカジュアル感がでるので、はじめはシンプルな白のスニーカーを手に入れることからはじめるとコーデに迷いません。
ただし、背が低い人や足が短い人は、黒パンツ×白スニーカーにすると脚長効果が消えるので、黒のスニーカーを選ぶという手もあります。
腕時計
ファッションにおいて腕時計は必須のアイテムです。
なぜなら、人間の目線は先端を意識するようにできていて、手首・足首・首・頭のてっぺんに視線が行きやすく、そこにアイテムを置くことで見た目の印象を操作することができるからです。
ただし、オシャレだけを気にするなら、何十万もするような高級ブランド時計は必要ではないというのがトモの持論で、さすがに数千円の腕時計だと安っぽく見えるので逆効果ですが、3〜5万円くらいで買える中級ブランドでシンプルなもので全然オシャレに見えます。
普通の女性からすると、中級ブランドも高級ブランドもあまり区別がつかないのが現実ですからね(トモは必ず女性に合うと腕時計の価値を判断してもらうように話を誘導していますが、区別がついた女性は今までいません)。
重要なことは、手首が見えた時に腕時計が見えるかどうかです。
バッグorリュック
最近は減ってきたかもしれませんが、手ぶらのファッションスタイルをしている人も、まだまだいるかもしれません。
トモが提案している20代後半のメンズファッションのスタイルは、20代後半の若さを生かしたモノトーン、スタイリッシュといった少し地味だけどキメ感のある着こなしです。
その地味感を払拭するために、バッグやリュックを使うことをおすすめします。
初心者の選ぶべきリュックやバッグは、とりあえず黒でデザイン性の低いものです。
また、地味なアイテムを追加したのか?と思われるかもしれませんが、アイテムの数が増えることで華やかさといったら大袈裟ですが、地味感が減るんですね。
シルエットを壊さないくらいのサイズで黒のリュックかバッグを選ぶとコーデがワンランクアップしますよ。
ブレスレット
ブレスレットは、主に腕を露出する夏対策なんですが、腕時計と重ねて使えるシンプルなバングルや革の3連ブレスレットのようなものを使うと、カットソー+パンツといった地味になりがちなスタイルを改善してくれますよ。
以上、20代後半メンズのファッションの基本情報でした。
ちなみに、ここまでに載ってるようなアイテムは『【20代後半から30代前半】おすすめのメンズファッション通販とブランド11選【初心者から中級者向け】』という記事でまとめておいたサイトやブランドで手に入るのでご参考いただければと思います。