【メンズ】半袖シャツの合わせ方とコーディネート例
更新日:2021/4/10 公開日:2019/6/21
半袖シャツは、暑さというTPOに合わせて考案されたことから、デザイン性に欠けバランスが悪いアイテムです。
だから、基本の合わせ方を知らないとダサく見えるので要注意なんですね。
【NG】コーディネートの注意点
半袖シャツを着るときNGなのは、ショートパンツと合わせることです。
ショートパンツと半袖シャツの組み合わせは、どうしても半袖と短パン姿の小学生を連想してしまい、そのイメージをカバーしなければならないのでコーデの難易度が上がります。
NGコーデ例↓
半袖シャツとショートパンツを着たモデルの写真は、パッと見た感じオシャレに見えますが、よく見ると、バランスの悪さがマイナスになっています。
これが一般人なら、スタイルが悪い分、バランスの悪さが大きく目立ってしまうんですね。
また、7分丈のパンツと合わせるのもNGで、理由は、7分丈パンツが元々短足に見えるアイテムだからです。
バランスが崩れやすい半袖シャツと短足に見える7分丈のパンツの組み合わせは、言うまでもなく相性が悪いことが分かると思います。
色の合わせ方とシルエット
半袖シャツとインナー、パンツ、シューズやサンダルの色の合わせ方は、基本コーデと同じくモノトーン+1色にすればハズすことはありません。
一番簡単なのは、黒パンツorダークトーンのジーンズ+白Tシャツの上に好きな色の半袖シャツを着るパターンです。
【画像引用:Dcollection】
応用として、上下同系色で合わせると、夏っぽくてオシャレな雰囲気を出すことができますので好みによって色を選ぶといいですよ。
【画像引用:sputnicks】
ベージュのチノパンやインディゴデニム、カーキのカーゴパンツでもオシャレに合わせることもできますが、どちらかというとアウトドアスタイルになりやすいのでTPOで使い分けることがおすすめです。
そして、半袖シャツを使ってスタイルアップさせたい場合は、基本のI型かA型シルエットを意識した合わせ方をします。
I型シルエット↓
もうちょっと大人っぽい雰囲気にしたいならルーズさを消します↓
【画像引用:sputnicks】
A型シルエット↓
インナーを重ね着すると、パンツがそこまで太くなくても下へ広がるように見えてきれいなA型ラインを作ることができますよ↓
【画像引用:Dcollection】
半袖シャツは、ビッグシルエットのアイテムを使っても上下のメリハリを出しづらいので、スキニーかワイドパンツを使ってIかAを作るのが簡単ですよ。
あまりサイズオーバーな半袖シャツを着ると、単純にサイズが合ってないように見えるので余計合わせづらいんですね。
アクセサリーの合わせ方
半袖シャツは、袖が短いので手首に何もつけてないと、とても地味に見えてしまいます。
そこで、腕時計やブレスレットもつけると地味な雰囲気を払拭することができます。
【画像引用:sputnicks】
特に、上下モノトーンで合わせるときは必須というくらい重要なことなので覚えておいてくださいね。
また、ボタンを開けて着る場合は、首周りが目立つのでネックレスをつけるか検討してみます。
アクセサリーは、ジャラジャラつければいいのではなく、服装が地味に見えた時、少しずつ加えてバランスを整えるためです。
柄シャツで派手な雰囲気にしたのに、アクセサリーまでたくさんつけていると、下品な雰囲気になるので注意してくださいね。
コーディネート例
ここでは、先ほどの基本と基本では語りづらい実践面での半袖シャツの合わせ方のポイントを実際のコーディネート例を出しながら解説していきますね。
モノトーン+1色
白Tシャツ+黒スキニーパンツ+黒革靴といった当サイトで基本とするコーデの上からベージュの無地半袖シャツを羽織っただけのコーデです。
モノトーン(白+黒)+ベージュしか使っていない基本通りの色の使い方ですね。
シルエットは、I型です。
前ボタンを開いているのでネックレスを使い、鏡に映ってるので反対になってますが、左手首に腕時計をしています。
半袖シャツがビッグシルエットなので、クールビズのイメージはないし、比較的バランスがとりやすいんですね。
スキニーパンツをテーパードに変えると、もう少し直線的できれいな斜めのラインにすることもできますよ。
柄シャツを使ったコーデ
ビッグシルエットを前提とすると、柄シャツを使ったコーデをオシャレに見せるコツは、シャツのデザイン次第になるといっても過言ではありません。
つまり、アイテム選びの段階で決まっているんですね。
後は、モノトーンアイテムとシンプルに合わせるだけ。
それ以上、飾り気をつけようとすると、ちんどん屋に見えてしまいます。
多色を使っている柄シャツの場合は、ダークトーンの近似色が使われているものを選ぶこと。
花柄やリーフなども基本的に選び方が同じで、ここは少しセンスがいるかもしれませんが、幼稚な柄というより芸術的な柄であることを意識して選ぶとコーデの面では失敗しないと思います。
モノトーンコーデ
こちらは、Tシャツ+黒スキニー+黒白スニーカーの上から黒シャツを羽織ったコーデです。
トップス×ボトムスが黒×黒だったので、スニーカーでカジュアルダウンしました。
また、色がモノトーンだけなので、腕時計・ブレスレット・ネックレス・ハットをプラス。
黒のハットを使うと、ちょっと泥棒っぽい印象になってしまったのかなと反省。
髪染めをしている人なんかは、ハットをとった方がサマになると思います。
ちょっと難しい合わせ方
先ほどの無地ベージュシャツを使ってのコーデですが、グレーの薄いチェックパンツに変えました。
グレーとベージュが比較的近い色であることを利用して、インナーのTシャツはコーデを引き締めるために黒に変更。
I型シルエットでスタイルアップは多少するのですが、腰位置が分かりやすいのと、足首の境界線も誤魔化せてないので、ドクターマーチンのサンダルで自然に底上げして短足を誤魔化しています。
タックインコーデ
タックインコーデのコツは、脚部分と胴体部分のバランスを2:1くらいのバランスに見せること。
そして、腰位置をぼやかすためインした裾をふわっと出すことです。
そして、サラリーマンのタックインコーデに見えないように、ビジネスシーンでは使わない明るい色でやや太めなストライプシャツを使用。
タックイン自体が、正装シーンでする着こなし方なので、半袖シャツやサンダルといったカジュアル混じりのアイテムをドレスアップさせることができますよ。
デニムシャツを使ったセットアップ風コーデ
黒に近いインディゴの半袖シャツだったので、黒のスラックスと合わせてセットアップのような雰囲気でコーデしました。
インナーは、白でもいいのですが、シンプルなコーデに飽きたら写真のようなボーダーを使って地味感を払拭させることができます。
ハットは、半袖デニムシャツと同じインディゴだったので被ってみました。