今年の秋冬におすすめなMA-1ジャケット3選
最終更新日:2021/11/9 公開日:2016/8/31
ところが、街着としてMA-1を着る時は、ガチのミリタリー好きな人は除いて、機能性より見た目・ファッション性が重視されますし、周りの目もそれを見てオシャレかどうかを判断します。
価格もMA-1の機能性を踏襲するほど上がり、オシャレ着の方が余分な機能を省いた分、安くなる傾向があります。
MA-1を選ぶ理由は、人それぞれですが、この記事では下記の人向けにMA-1を厳選しました。
- ショートジャケットを探している
- トップスをカジュアルダウンさせたい
- 流行ってるから挑戦してみたい
MA-1を着るのはダサい?大丈夫かな?
MA-1ジャケットが気になるけど、周りの評価はどうなんだろう?と気になる人がいるかもしれませんね。
MA-1ジャケット自体は、何十年もリリースされているし、その時々によってトレンド入りしているので着ていてもおかしくありません。
オシャレに見えるかどうかは、コーディネートによって変わります。例えば、MA-1ジャケットは軍服なのでカジュアル色が強くなり、合わせるアイテムをカジュアルなものばかりにすると野暮ったく見えてしまいます。
もちろん、迷彩のパンツと合わせると今から戦地にいく兵隊さんのイメージになってしまってオシャレとは程遠くなります。
オシャレの定義は人によって変わると思いますが、MA-1を使って簡単かつ多くの人にオシャレに見られるには、ある程度トレンドに沿った大人っぽい合わせ方にすることが大事です。
なぜなら、古臭い感じがしないし、童顔な日本人と服とのバランスが取りやすいから。また、勘違いしている人がほとんどですが、トレンドは周りの人が着ている定番の合わせ方より1歩先に進んだことをいうので、トレンドを取り入れることで周りと差別化することもできるんですね。
どうやって選べばいいの?
MA-1は、戦闘機のドアなどに丈が引っかからないようにショート丈になっているのが基本です。だから、意味もなく丈が長く見えるものには注意しましょう。
選ぶとき注意して見るポイントは、シルエットとサイズ感です。軍服のMA-1は、防寒性を担保するため、しっかりと綿が詰め込んであり身幅が太くなっています。
ガチのMA-1は、そういうところがしっかりとしてるのですが、ファッションとして着ると着ぶくれして見えて中の綿が取れないか悩む人もいるくらいです。
また、トレンドのビッグシルエットにするためなどの理由で、メーカーによってサイズ感も違いますので、購入するときはしっかりとサイズを確認することが大事ですよ。
後は、素材や光沢感などにもポイントがありますが、その辺は今年おすすめのMA-1を見ながらお伝えしていきますね。
大人向けデザインのMA-1
20代後半から30代以上の大人の場合、若い世代のようにビッグシルエットのMA-1は少し着づらい。オシャレというより若作りに見られるからだ。
おすすめは、MA-1のデザインを維持しながら、ミリタリーファンからすれば邪道に見えるが不必要な機能を削ぎ落したシンプルなもの。
昔、MA-1が流行ったときの感覚を覚えている40代くらいの男性は、ドラマの初代相棒の亀山さんが着てたフライトジャケットのように、どうしてもワッペンなどのデザインがついたものを選びがちですが、オシャレ着として使うなら避けたほうがいいです。
なぜなら、デザインや印象ばかりに目がいって派手な人や古いファッションセンスな人のように見られるからです。では、大人っぽくするために、どのようなものを選べばいいのでしょうか?
例えば、下記のシンプルなMA-1のようなものがおすすめ。
このMA-1は、ポリエステルを高密度な平織で編んだものなので軽くて丈夫。価格は普通のブランドなら1万5千円くらいしそうだが、その3分の1以下で手に取ることができる。
大人の男性がする上下細身のI型シルエットを想定したものなので、中背中肉の人やインナーにパーカーを重ね着したい人はワンサイズ上も検討すべきだがスタイリッシュな雰囲気になります。
安いMA-1は、生地表面の光沢感が安っぽく見えるけど、このMA-1ジャケットは激安なのにどうしてこんなにしっかりしてるの?と口コミで疑問がでるほどの出来になっています(同ブランドがリリースした去年のMA-1は光沢感が安っぽく感じた)。
このMA-1は、春秋用+スタイリッシュを追求して、あえて中綿を抜いている(よって真冬に着るのはキツイ)のと、長年のMA-1ブームで生産ラインが安定してきたので安価を実現できています。
ただ、コストがかかりがちなジップはそんなに良いものを使ってないので、そこは丁寧に使わなければならないことを覚悟しておいた方がいいと思います。
とはいえ、4千円以下でここまでしっかりと作られたMA-1は中々ないのでおすすめですよ。
店舗で完売間近のMA-1
しっかりとした表地、暖かい中綿、安っぽく見られない光沢感、これらは少しでも良いものを探している人にとって重要な条件です。
それを満たすのが下記のMA-1。
パディングとは、詰め物のことをいい、ここでは中綿を指す。中綿を使った標準的なMA-1ジャケットということだろう。
中綿は、ユニクロも使っている東レのエコユース(環境に優しいリサイクル繊維)を利用。中空構造のリサイクルポリエステル糸(スパン糸)で空気を含み、これからの季節に保温性を担保してくれる。
着丈は普通のジャケットと同じくらいでMA-1にしては長め、今風の長さになっている。一方、MA-1は元々身幅が大きい感じなので横幅などはオーバーシルエットにはなっておらず、大人でも使いやすい。
最も重要な見た目は、肉厚で丈夫なツイル生地(綾織で密度を高めたもの)を使い、購入前に拡大画像を是非チェックしてほしいのですが、しっとりとした光沢感なので安っぽく見えません。
表面の光沢が安っぽければ、スポーツ感、ウインドブレーカー感がでるので、こういうところを見極めて納得してから購入するようにしましょう。
このMA-1ジャケットの在庫は、実店舗と共有で早速売り切れのサイズが出始めているので注意してくださいね。
トレンド重視のオーバーシルエット
最近は、とにかくオーバーサイズのようなシルエットでゆったりと着るのが流行っている。ところが、MA-1をそのままビッグシルエットにすると単にだらしなく見えるだけになってしまう恐れがある。
特に、着丈が長すぎるものを選ぶのは避けたいところ。
そんな懸念を吹き飛ばすのがこちらのMA-1ジャケット。
着丈は、普通のジャケットと同じくらいでやや長めだが、長すぎることはない。
シンプルなデザインかつ程よい光沢感なので、女性でも着れるユニセックス仕様なっており若者におすすめですよ。
また、きれいめなアイテムとの相性が良く、カジュアルなMA-1を適度にドレスアップするアイテムとバランスを取って着るのがおすすめです。
オーバーサイズの良いところは、身幅に余裕があり重ね着しやすいところ。見た目だけでなく防寒対策としても厚手のパーカーやスウェットと合わせても着ぶくれして見えないのが嬉しい。
PUBLUXというブランドが得意とするベーシックなデザインに適度なトレンドを合わせたものなので、長年使えるジャケットになりますよ。
以上でMA-1ジャケットの紹介は終わりです。