【メンズ】夏のシンプルファッションコーデ【オシャレにする方法】
更新日:2019/7/16
「夏のファッションで、シンプルだけどオシャレな雰囲気を作るコツを知りたい!」
そんな悩みを持っている男性が記事を読むことで、シンプルでオシャレな夏ファッションのコーデのヒントを得ることができます。
夏のシンプルファッションの誤解
夏は、気温が原因で着れる服の数が減るので、どうしても地味に見えがちです。
よって、もしあなたが、シンプルファッション=断捨離的にアイテム数を少なくすればいいという考え方ならば、なんとなくシンプルっぽくはなるけどオシャレに見せづらいといった悩みを持っていると思います。
なぜなら”シンプルファッション=アイテム点数を少なくする=地味に見えがち”という公式が成り立つからですね。
まず、シンプルファッションは、”手軽にできそう”とか”手を抜いてもできる”、”簡単である”という認識を持っているなら変えなければいけません。
シンプルファッションといっても、無地アイテムをなんとなく合わせればオシャレに見えるわけではないからです。
オシャレな雰囲気にするには、ロジックやアイテム点数を増やすことも必要なのです。
では、どうすればいいのか、次の基本でお話ししていきますね。
基本
そもそも、シンプルなファッションは、大人っぽく見える、落ち着いて見える、上品に見えるといったメリットがあります。
そこに、ちょっとオシャレな雰囲気がプラスできれば、多くの人が満足できるのではないでしょうか?
だから、夏のシンプルファッションをする目標をそこに置きます。
コーディネートの目標を明確に定めておけば、自分が服を合わせたときチェックしやすいですらかね。
夏のシンプルファッションのコツ1
夏アイテムは、どうしてもカジュアルなものが多いのですが、きれいめアイテムを多く使ったほうが簡単に大人っぽく見えるのでおすすめです。
カジュアルカテゴリーに属する服は、それだけだと子供っぽい、野暮ったく見えるデメリットと派手で明るくアクセントになりやすいメリットがあります。
シンプルファッションにしたい人なら、派手とかアクセントはそんなに気にしないし、子供っぽいとか野暮ったく見える雰囲気がない方がいいですね。
逆に、きれいめアイテムは、大人っぽく上品に見えるメリットがある反面、シンプルすぎで地味に見えてしまうといったデメリットがあります。
シンプルファッションが好きならば、地味に見えてしまうのはデメリットですが、シンプルすぎはそんなにデメリットにならないと思うし、大人っぽく上品に見えるメリットは大きいでしょう。
夏のシンプルファッションのコツの一つをまとめると、きれいめアイテムでまとめるか、少しだけカジュアルなアイテムを加えたきれいめメインのコーディネートのどちらかにすることです。
オシャレな雰囲気もプラスさせたいなら、後者の少しだけカジュアルなアイテムを加えるコーデがおすすめですよ。
夏のシンプルファッションのコツ2
次は、簡単にシンプルコーデを作るコツです。
夏のシンプルコーデは、簡単ではないとは言ったものの、コーディネートを限定することにより相当難易度を下げることが可能です。
また、コーディネートを限定するといっても、かなりのバリエーションはあるのでご安心を。
その方法は、パンツを黒パンツに固定することです。
パンツのシルエットは、スキニー、ワイド、テーパードのどれでも構いません。
ただ、体型をきれいに見せたほうがシンプルコーデが映えるので、中途半端なシルエットの黒パンツは避けます。
シューズも黒を使えば難易度がさらに下がりますが、トップスに合わせてデザインや色を多少変えても、そんなに難易度を上げずにオシャレに見せることができますよ。
夏のシンプルファッションのコツ3
最後となる3つめの夏のシンプルファッションのコツですが、極力やりすぎないように注意することです。
アイテム点数を増やさないことがシンプルファッションってわけではないですが、アイテム点数を増やすことによってごちゃっとした雰囲気になるなら、加えるのをやめたほうがいいでしょう。
また、衝動買いしてしまったような個性的なアイテムを無理やり装飾したり合わせたりするのもやめ方がいいです。
この辺は、ファッションをある程度勉強し終えた脱初心者がやりがちなので注意してくださいね。
夏のシンプルコーデの例
リラックスコーデ
法則通り、パンツと靴は黒にしてあります。
トップスは、薄めのボーダーが入ったカットソーを使いました。
このコーデがシンプルで大人っぽく見えるポイントは、細めのボーダー、薄めのカーキという点。
ちょっと今時な雰囲気に見えるのは、肩が落ちているように見えるドロップショルダーと袖と裾がやや長く、抜け感があるシルエットのトップスを選んでいるからです。
トップスのシルエットは、適度なものにとどめておいて、決してやりすぎなアイテムを選んではいけません。
さらに、腕時計やブレスレットなど、黒色や細めのデザインなものを合わせているので、やりすぎに見えずオシャレさをプラスしています。
シンプルファッションだからといって、腕に何もつけていないと野暮ったく見えるので、夏なら腕時計とちょっとしたブレスレットをつけておくのがおすすめですよ。
手首は、視線が集中しやすい箇所の一つでもありますからね。
配色の基本を使ったコーデ
このコーデのポイントは、シャツカットソーの色(ネイビー)とエスパドリーユの色(ダークネイビー)を同色系にすることで、シンプルだけどシンプルだけではない雰囲気を出している点です。
使っているアイテムは、どれもきれいめ寄りのアイテムで、カジュアル要素は、色とシャツカットソーのカットソー、エスパドリーユのみ。
半端袖ですが、軽く腕まくりしておくと色気が加わるので、着こなしのテクニックとして覚えておくといいですよ。
モノトーンコーデ
Tシャツに黒パンツといった基本コーデだけだと、あまりにも野暮ったく見えるのでシンプルコーデといえども味付けが必要です。
黒パンツは、スキニーでしっかりと引き締めて、なるべくきれいなシルエットを作ります。
そして、数多くのアクセサリーとリュックを使っていますが、これは年齢に応じてアイテムを変えていくと、自分に合ったシンプルコーデができますよ。
基本コーデは、地味すぎるので、小さめのアクセサリーならバランスがとれてシンプルコーデからハズれません。
もちろん、全部つける必要もなく、自分の好みで、アクセサリーの数を減らしても大丈夫ですよ。
足元は、夏らしくサンダルを使っていますが、重厚感があるものを使って、きれいめに寄せています。
これで、普通のサンダルを使っているよりもシンプル感がでるんですね。
レイヤードを使ったシンプルコーデ
カットソーの色は、年齢や顔立ちに応じて合うものを選べばいいのですが、やりすぎない程度でインナーが見えるようにレイヤードを作ることで、それがコーデのアクセントになり、オシャレなシンプルコーデができます。
単純に、カットソー+黒パンツでもシンプルコーデなんですが、それでは納得いかない。
そんなときに使うといいですよ。
トップスがやや明るい雰囲気になってるので、足元は素直に黒の革靴を使っています。
また、ボディバッグは、明るいものでアクセントとして使われることが多いのですが、逆の使い方をしてコーデを引き締めています。
逆の使い方ですが、トレンド感がプラスされるんですね。
もちろん、黒のボディバッグなのでシンプルさは損なわれていません。
ワイドパンツを使ったシンプルコーデ
先に言っておくと、アクセサリーの数は、年齢や好みに応じて増減してください。
特に、ウォレットチェーンは好みが分かれると思いますので。
本題に入ると、ワイドパンツを使ってもシンプルコーデは可能です。
やりすぎないゆったり感のあるトップスにワイドパンツでA型シルエットを作って体型をきれいに見せています。
A型シルエットは、WEARとかなら使っている人が多いけど街で上手に使っている人はいまだ少ないです(強引にやってる雰囲気の人はたまに見かける)。
このA型シルエットを使うだけで、周りと差別化しやすいので、他はなるべくいじらないようにするのが得策。
足元も余計な柄のシューズを選ばないし、トップスに余計な柄を入れないほうがオシャレなシンプルコーデに見えますよ。
ショートパンツを使ったシンプルコーデ
ショートパンツをシンプルに合わせるには、長袖シャツがおすすめです。
その辺の理論は、「【メンズ】ショートパンツの合わせ方の基本と具体的なコーディネート例【かなりレベルアップします】」でまとめていますが、シンプルコーデにも役立ちます。
半袖Tシャツやシャツでもシンプルにまとめることは可能ですが、どうしてもバランスがとれないというかオシャレっぽさ、大人っぽさに欠けやすいので、手っ取り早くオシャレなシンプルコーデにしたいなら長袖シャツと合わせるのがおすすめですよ。
ボタンを閉じたシャツコーデ
ボタンを閉じたシャツを使ったコーデは、簡単に上品さを足してくれます。
コーデを見ると無地シャツ+パンツなので、とてもシンプル。
トップスは、オープンカラーシャツを使っているので、少々カジュアル感やトレンド感が足されています。
もう少し大人っぽさや上品な雰囲気を出したいなら、ボタンダウンシャツやレギュラーカラーシャツに変えてみるといいですよ。
ストライプ柄を使ってもシンプルコーデは可能
柄が入るとシンプルではないということではありません。
ストライプ柄をアクセントに周りを無地の黒白アイテムでまとめればオシャレなシンプルコーデが可能です。
ところが、もう少し大人っぽく見せたい、若々しく見せたい、上品に見せたいなどのオーダーがあると思います。
大人っぽく見せたいなら、色のトーンを落としてストライプ柄を細く、上品に見せたいなら、それらに加えてリラックス感を減らしていけばいいですよ。
若々しく見せたい場合は、それらの逆をすればいいのですが、あくまでもシンプルコーデなので、写真ほどの色の明るさとストライプの幅が限界でしょう。
柄+ワイドパンツでもシンプルコーデが可能
複雑な色が加わったストライプ柄のシャツをワイドパンツで合わせたコーデです。
こういった複雑なシャツと難しそうなワイドパンツを使ってもシンプルコーデは可能です。
ただし、シャツの柄は、安っぽいアイテムだとシンプルに見えません。
このシャツは、同色系を計算されたランダムなストライプでまとめていて、シルエットもルーズすぎない作りになっています。
また、明るい赤を使っていますが、原色ではなく、ダークレッドを使っているので落ち着いて見えるんですね。
ボトムスは、ワイドではありますが、基本通り黒でサンダルも重厚感のあるものを選んでいます。
シンプルコーデでなければ、足元をもう少し遊んでもいいのですが、この辺が妥当でしょう。
シンプルコーデだからと言って、無地だけを使わなければ成立しないということはないんですね。
以上、夏のシンプルファッションをオシャレな雰囲気にするコツでした。