通販で買う服のサイズの測り方を解説!
どうも、メンズファッションコーディネーターのトモです。
通販で服を買う時やオシャレな着こなしをするには、適したサイズ選びが重要だということは、今までの『メンズファッション塾の講座』で学んで理解できたと思います。
そこで、第8回のメンズファッション塾では、一人でも絶対に失敗することなく自分にぴったりなサイズを測る方法についてまとめました。
ここまでの講座を読んで頂いたからには、絶対に知っておいて頂きたい内容でもあります。
それでは実際に、トモが通販で服を買った時の例を挙げながら正しいサイズの測り方を解説していきましょう。
サイズ測定の基本
サイズは、基本的にメジャーを”自分の身体”か”持っているファッションアイテム”にあてて測ります。
特に、自分が持っているアイテムを測る方法は有効で、その数値と通販サイトの記載数値を比べることで、自分のイメージ通りのサイズを選ぶことができます。
自分でも驚くのですが、私は、この方法で一度もサイズ選びに失敗したことはありません。
一般的に外出先で、裸で行動している原始人は、現代日本においていませんね?
ということは、今着てるなんらかの服があるということ。
そこで、自分が持っているアイテムのサイズを測って、通販先でのサイズとすり合わせる方法について詳しく解説していくことにします(一部例外あり)。
この方法ならば、一人でもサイズを測ることができるので、独身でも夫婦仲が悪い人でも実行することが可能ですよ。
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トップスのサイズの測り方
トップスのサイズを測る箇所は、
- 肩幅
- 着丈
- 身幅(胸囲表示は身幅×2)
- 袖丈
- 腕ぐり(袖ぐり)
- 腕まわり
- 裄丈
多くの通販サイトが、1〜4でのサイズ表示ですが、6番目まできっちりとサイズ表示してくれる親切な通販サイトも存在します。
そして、7番目の裄丈については、メンズ服において、ほとんど気にしなくて大丈夫でしょう。
色んな通販サイトを確認していく上で、大手やブランド通販ほど、4番目までしか表示していない傾向にあります(頑張らなくても売れると思っているんでしょうね)。
細かい点ですが、企業努力も評価したいタイプなんで。
話はそれましたが、その中でもチェックしておきたいポイントは肩幅と着丈です。
トップスの肩幅が大きすぎると、服に着られている印象を与えて(あえて肩を落とすドロップショルダー仕様のトップスは別)、小さいとチンチクリンな雰囲気になってしまうので、絶対に確認しておきたいところです。
着丈は、アイテムによって、長め短めがあるので、自分のコーデイメージにあった長さかを確認すると失敗しません。
通常は、ベルトより少し下あたりがベストですが、少し長めで腰の位置を曖昧にしたり、ジャケットのインナーとして短めの丈がいいって時もありますよね?
また、背が高くて細い人は、肩幅で調整すると、身長に対して、平均より小さめのサイズになってしまうことが多いので、着丈が短くなりすぎないかチェックしないと失敗してしまいます。
逆に、太っている人だと身幅の確認も重要になってきますし、それによって、サイズアップしなけれならない時は、袖丈の長さが長すぎにならないか注意しましょう。
このように、絶対に重要なサイズ+自分の体型特有の重要なサイズを把握しておくことが大事です。
実際に通販でトップスを買った時のサイズ合わせの流れを公開
イメージでお話しするより、私が実際に買っている場面を一緒に確認しながら、サイズの測り方を教えていったほうが分かりやすいかもしれませんね。
まず、通販サイトでいいなと思ったトップスをピックアップしたとします(解説の便宜上、ピックアップしたものは後で順次載せていきます)。
そしたら適当に、家にあるベーシックなTシャツを1枚取り出します(ボロボロでも構いません)。
今回は、自分にぴったりなTシャツがあったので、それにしました↓(ぴったりなサイズではない場合、ズレを計算してすり合わせてください)
肩幅の測り方↓
肩の生地が合わさるところのトップ(写真の白丸部分)から反対の合わさるところまで、きっちり測ります。
着丈の測り方↓
着丈は、写真のように、縦の中心の後ろ側の生地のトップから裾まで真っすぐ測ります。
通販サイトにおいては、少し下部分から測ることがあるのですが、通常気にすることはありません。
ただし、肩幅のサイズがないなどの理由で、いつもより上のサイズや下のサイズを選ぶときは、着丈が多少の誤差でも、服のイメージがズレる場合があるので、きちんと把握した方がいいです。
そういう場合は、購入しようとする通販サイト内にあるトップスの測り方で、着丈がどの位置から測られてるかチェックして、同じ位置から測ることで誤差を防ぐことができますよ。
トモが持っていたTシャツのサイズの結果
- 肩幅:43cm
- 身幅:47cm
- 着丈:60cm
- 伸縮性:スーパーストレッチ
ちなみに、ユニクロのMサイズのTシャツでした。
1枚目に購入したトップス
何を買えばいいのか分からない初心者へ一番初めにおすすめしているトップスであるヘインズのTシャツをアマゾンで買いました。
もし、あなたが初心者で一番初めに買うべきアイテムについて悩んでいるようでしたら『選ぶべきアイテムが分からないのを解決!』という記事を読んでいただければ解決できます。
ヘインズのTシャツは、やや厚手なのに暑苦しいことはなく、透け感がないので、白Tシャツの完成形のような良いTシャツです。
その分、ポリエステルなどの化学繊維を混ぜていない綿100%なので、伸縮性はほとんどありません(よって、洗濯にも強い)。
だから、トモが一番初めに測定したTシャツとサイズ感が違うことに気づかなければなりません。
同じTシャツでもストレッチ機能がある・なしでサイズ感が変わってくるのです!
これが分かると、パッと見似たようなTシャツなのに、サイズ感が全然違うってアイテムでも見分けがつくようになりますよ。
また、私の場合は、腕周りと胸周りに筋肉が多めについてるので、ストレッチなしなら4cmほどアップでも大丈夫です。
やせ型なら2cmくらい、普通なら3cmくらいを目安に大きめな肩幅を選んでください。
アマゾンでのサイズ表
肩幅から考えるとサイズはMです。
そうすると、着丈が68cmでやや長めですが、いつも着てるジャケットと同じ長さなので、腰のラインを曖昧にする着こなしで着ようと思いOKにしました!
身幅は、51cmですが、ノンストレッチであることと、やや体から離れるくらいの感じになるので、こちらもOKです。
予定通りのサイズ感と着心地でした↓
余談ですが、グレーも買いました↓
今回のヘインズのTシャツは、他のノンストレッチタイプのトップスのサイズ感のしるべにもなるのです(一番初めに測定したスーパーストレッチTシャツは、学んでいただくためにわざと例に出しました)。
2枚目に購入したトップス
2枚目は、チャンピョンのボーダーのバスクシャツを買ったときの例にしましょう。
別注ウォッシュドコットンバスクシャツ
ボーダー柄とボートネックタイプであるバスクシャツは、よくフレンチカジュアルに使われるトップスで、トモも好んで着ています。
通販先でのサイズ表
こちらもヘインズのTシャツと同じように、コットン100%でノンストレッチタイプでした。
つまり、肩幅は、47cmでOK!
ところが、身幅が53cmで、ヘインズのTシャツより2cm大きい。
体にぴったりが47cmなので(ストレッチTシャツで鑑定)、5cm大きくなります。
ここで、どんな着こなしをするか考えます。
基本的に、ボーダーは、横幅が広く見えるんでしたね?
そして、トモの体のラインは、太めです。
そうすると、トップス太め×ボトムス細めのYラインシルエットが妥当です。
シルエットについて、良く分からない人は、『メンズファッションの基本は4つだけ【センス不要】』という記事を読むと理解できますので参考までに。
ということは、多少身幅がゆったりでも問題ありません。
届いたので、着てみましたがバッチリでした↓
3枚目に購入したトップス
3枚目は、応用編です。
東レが開発した夏でも涼しく着れるセオアルファという構造でできた生地のスキッパーシャツで、フリークスストアで購入しました。
綿麻スキッパーシャツ
余談ですが、ZOZOTOWN内のフリークスストアより、公式の方が安い場合があるんですよね(セールとか)。
通販先でのサイズ表
まず、確認することは、ストレッチ感と着方です。
このトップスは、ストレッチが効いていない硬めな綿麻素材なので、ボーダーバスクシャツと同じ47cmで大丈夫そうですね。
後、腕と胸の筋肉が結構ついてるほうなので、シャツタイプでも丁度よくなるだろうと計算。
先ほども言いましたが、やせ型、普通体型の人は、2から3cmほどアップくらいがジャストサイズになるので、この辺は、体型によって具合が違うということですね。
そして、問題が!?
袖丈について、サイズ感をモデルの人で確認してみると。
モデルさんの身長は、179cm!
それに比べて、トモは、168cm!
7〜8分袖くらいのトップスなので、トモが着ると長袖になるかも!?
というわけで、緊急的に長袖の袖丈を計ってみることにしました。
袖丈は、55.5cmでした。
ということは、41÷55.5=0.73
大体、7分袖になるみたいです。
ロールアップして着ようと考えていたので、問題ありませんでした。
ってか、モデルさんと同じくらいやんか!どれだけ脚長なんだよ!って思いは胸に秘めながらMサイズを注文しました(通販あるある体験ですね 苦笑)。
首の後ろの筋肉から、胸筋と腕の筋肉のおかけで、生地が引っ張られるような感じで、肩幅は丁度いい感じでした。
身幅は、かなりゆとりがありますが、生地が固めで、まっすぐ下に落ちる感じで、問題ありませんでした。
むしろ、やや出ている横っ腹が全く目立たず着ることができています。
こういう素材は、ぽっちゃりの体型カバーに役立つんですよ。
ジャケットの測り方
ジャケットを測る箇所は、主にトップスと同じですが、テーラードジャケットのようなカッチリしたアイテムほど、肩幅・着丈・身幅・袖丈のサイズが重要になります。
スーツのサイズを合わせるとき、S,M,Lなどのフリーサイズで選ぶより、値段がかかるけどオーダーメイドにした方がピシッと決まるのと同じで、なるべく自分の体に合ったサイズを選んだほうがいいからです。
後、着丈は、長めのTシャツと同じくらいにするのがポイントです。
先ほどのトップスの例で言うと、通常の長さがユニクロのTシャツ・長めがヘインズのTシャツになります。
自分のベルトよりチョイ下くらいの着丈のトップスと比べて+7〜10cmくらいの長さがベターですね。
後は、あえて短め長めにしたりと着こなし方によります。
注意点としては、着丈の長さの測り方です。
襟があるので、写真のように襟元から裾丈までの長さが着丈となります。
襟もとであり、襟のトップからではないで気を付けてくださいね。
ジャケットの購入事例
セレクトショップのメンズスタイルでテーラードジャケットを買ってみました。
配送されてきたときは、シワが目立ち驚きましたが、ハンガーに数日かけておくことでとれました。
意外とほこりがつきにくく、黒なので、素材の良し悪しが分からないことから、まあまあのコスパです。
通販サイトでのサイズ表記
肩幅は、Lが43cm、XLが44cmでユニクロのTシャツと同じか、もしくは、1cm広いものでした。
俗に、テーラードジャケットのようなカチッとしたアイテムは、自分の肩幅サイズより1〜2cmほど広いほうが良いと言われています。
そうすると、候補としては、XLとなります。
次に重要なのは、身幅です。
ジャケット系アイテムでは、身幅がかなり絞められたアイテムも多いので、トモのようなガッチリ体型は、注意が必要なのです。
Lが50.5cmで、XLが52.5cmということは、ヘインズのTシャツより、やや大きいXLの方が良さそうだなということが分かりました。
最後に、袖丈と着丈を見ます。
ロングTシャツの袖丈が55.5cmだったので、7.5〜8.5cmの差があります。
だいぶ長いと思いがちですが、テーラードジャケットは、ほぼスーツアイテムなので、サイズ感をスーツに準じて考える必要があります。
スーツで袖丈がきれいに見える長さは、袖が手のつま先から10〜12cmほどにくる長さと言われています。
それを考慮すると下記の写真くらいの位置にくる袖がベストです。
つまり、LでもXLでも問題ないということが分かりました。
最後に、着丈ですが、これもまたスーツに準じると、おしりが少し見えるくらいが丁度よいのが通説。
トップスの例から見て、68cmの着丈で、おしりがだいぶ見えていたので、70cmのXLが良いということになります。
よし!XLだ!しかし、ちょっと、待て!
テーラードジャケットを使うシーンは、街着である。
つまり、ビジネスシーンで使うスーツより、ややカジュアルな雰囲気が良い。
その理由から、少しの差ではあるが、袖丈と着丈が短いほうを選ぼうと考えました。
肩幅と身幅は、一応、着れるサイズなのでLを注文↓
着たり脱いだりする時は、少し窮屈さを感じるが、スタイリッシュな感じで着ることができました。
筋肉質な体型の場合は、Tシャツは、肩回りから胸あたりのカーブで引っ張られるけど、テーラードジャケットの方が、浮いた状態からスッと下に下がるので、同じ着丈でもほんの少し長くなるようだね(自分の体型でこういうのを観察していくと失敗しづらくなるよ)。
もし、XLで注文してたなら、スーツ感が出るので、デニムパンツなんかと合わせてたかな。
ファッションアイテムの合わせ方について、良く分からない人は下記の記事をご参考ください。
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パンツのサイズの測り方
パンツのサイズを測る箇所は、
- ウエスト
- 股下
- 股上
- ワタリ(もも幅)
- ヒップ
- 裾幅
この中で重要なのは、ウエストと股下です(これは誰でもわかると思うが)。
そして、パンツのシルエットの種類によって、注意するべき箇所があります。
パンツのシルエットの種類とは主に
- ストレート
- スキニー
- テーパード
- ワイド
- ブーツカット
- ローライズ
現在のメンズファッションの流れから、主に穿かれるのが1〜4番です。
その中で、、ウエストだけでなく腿の太さを測るのも重要なのがスキニーパンツです。
ストレートやテーパードパンツでも多少気にする必要がありますが、スキニーパンツはウエストから細めなシルエットが多いので特に確認する必要があります。
なぜなら、サイズが入るかどうかだけではなく、穿き心地にも影響するからです(多少、きつくても、頑張って穿くことで伸びた時にきれいなシルエットになるっていうのもありますが)。
5番と6番のシルエットですが、現在のメンズファッションの流れから外れたアイテムとなるので、あまり関係ないと思いますが、ローライズは、股上が短めの仕様なので、股上の長さを確認しておきましょう。
実際に通販でパンツを買った時のサイズ合わせの流れを公開
まずは、トップスと同様、家にあるパンツのサイズを測っていきます。
今回は、ストレートタイプのジーンズがあったので、それを使いました↓
ウエストの測り方↓
写真のメジャーをあてている長さを2倍にすればOKです。
股下の測り方↓
股下は、きっちり中心の縫い目(写真上の白〇)から裾部分(写真下の白〇)にスケールをあてて測ります。
ワタリ(腿幅)の測り方↓
腿幅は、腿が太めな人やスキニーパンツを買うときに重要な測定箇所となりますが、スキニーパンツを持っていない人は、自分の腿の実測と合わせて数値を利用します。
写真の右の白〇の縫い目から並行にきっちり測りましょう。
最後に、最近のタイプのパンツでは、あまり気にしないですが、股上を測っておきます。
股上の測り方↓
パンツの中心で、写真の下の白〇では、きちんと縫い目に合わせて測定しましょう。
トモが持っていたジーンズのサイズの結果
- ウエスト:88cm(伸びてる)
- 股下:70cm
- ワタリ(腿幅):24cm
- 股上:25cm
サイズに利用したパンツは、ユニクロのストレートジーンズでした。
1本目のパンツの購入事例
1本目は、初心者がはじめに買うパンツとして、おすすめしているD collectionの黒スキニーパンツです。
脚のシルエットがとてもきれいに出るスキニーパンツとして有名であるとともに、サイズがXS〜XLまで揃っているので、通販で最も選ばれやすいものだと思っています。
通販サイトでのサイズ表
まず、ウエストから考えると、最高のXLでも86cmでゲームオーバーですね。
しかし、相手は、スキニーパンツ。
細めのサイズ感で、しかもストレッチありの素材。
対して、ユニクロのストレートジーンズは、ストレッチ幅が小さく、ゆったりと余裕を持ったサイズ感で購入したもの(刷新して、オシャレに目覚め始めたばかりの人は、こういうサイズ感のパンツしか持っていない場合が想定できますね)。
だから、例外的に自分のウエストを実測します。
84cmでした(ちなみに、持ってたジーンズはかなりゆったりだった 汗)。
お腹の脂肪がついてる人は、1cm小さいパンツでも穿けるし(脂肪に少し食い込むため)、2cm小さいくらいで、ややきついなくらいのサイズ感になります。
だから、まあ大丈夫かなって感じです。
続いて、股下のサイズですが、持っていたジーンズは、長さをかかとで調整したものでLサイズは3cmほど長くなります。
かかとに合わせた裾位置↓
しかし、このスキニーパンツは、裏面も黒色で、ロールアップして穿けることから10cmほど調整できるので問題ありません。
この10cmという数字は、持っているジーンズをロールアップして測定しました↓
まず、細めな幅で2巻ロールアップします。
ロールアップの上側の位置を覚えておいて、ロールアップを解き、長さを測ると調整された長さが分かります。
73cm-10cm=63cmで、しっかりと穿くことができます。
ちなみに、カジュアルジーンズでは、かかとで裾の長さを調整しがちですが、細身の黒パンツは、なるべくクッションがでないようにくるぶしあたりで調整すると良いのです(スラックスなんかではロールアップせずともくるぶし辺り、もしくはクッションがつかない位置になるように裾上げするといいですよ)。
ロールアップすることで、それくらいの長さに調整できるというわけですね。
次に、ももが太いトモにとって重要なもも幅を見ると28.5cm?手持ちのストレートパンツと比べても、これ、太めなテーパードパンツだったけ?って思えるほど太い。
写真を見る限り、そんなに太いようにも見えないが、、、。
注意書きを見ると
※表記サイズは採寸用サンプルの平置き実寸値となっておりますので、お届けする商品の実寸と多少の誤差がある場合がございます。
これでは、正確なサイズが分らん。
こういう場合は、ページ内をくまなくチェックするのが、通販でのセオリー。
チェックしていくと、こんなのを見つけた↓
こちらの表は、スタッフさんが売り物のパンツのサイズ感を試して記載された情報なので、この表が正しいと信用できるでしょう。
ということは、Lサイズを選んだトモの太ももの長さとふくらはぎの長さは、太もも56cm〜58cmとふくらはぎ36cmまでだったら穿けるというわけですね。
ウエストに続きもう一つ例外の自分の体のサイズを測ることにしました↓
55.5cmなので大丈夫でした。
ふくらはぎは、33.5cmでした(一番太い部分を測ればOKです)。
ももやふくらはぎなら一人でも簡単に測れますね。
トモのように、コンプレックス体型の型は、例外的に実測が必要な時もあるというわけです(泣)
最後に一応、股上も確認しましたが、ストレートジーンズと同じ25cmだったので問題なしです。
届いた黒スキニーパンツを試着しました(まあ、トップス例の時からずっと穿いてるけど一応)↓
予定通り、ぴったりなサイズ感となりました。
2本目のパンツの購入事例
2本目は、最近トレンドなビューティ&ユース ユナイテッドアローズのワイドシルエットパンツをアマゾンで買ったときの事例で行きましょう。
もも回りが太めで裾に向けてゆったりと狭まっていくシルエットなので、30歳を過ぎても大人っぽく穿けるワイドパンツです。
アマゾンでのサイズ表記
まず、ウエストですが、Mがスキニーパンツよりやや細めな82.2cmで、Lが86.4cm。
ここは、迷い時ですが、他部分がゆったりしているので、思い切ってMでもいいし、ベルトを使ってLでも行けます。
なので、他のサイズをチェックしてから決めることにしました。
そして、重要な股下のサイズは、Mが70.8cmでLが72.9cm。
このパンツは、スラックス系生地なので、ロールアップして穿くことはしません。
よって、Lの72.9cmでは、地面に引きずるので却下(サイズがない人は、近所の裾直し屋さんで裾上げしてもらうという手もあります)。
70.8cmでもやや長いのですが、股上のサイズを見ると30.2cmで、自分が持っている股上より約5cmほど長いので、腰位置で裾の位置を調整できると思いMサイズにしました。
もも幅は?ワイドパンツなので、まったく気にしませんでした(笑)。
届いたので試着してみると。
思った通りのサイズ感でした(ダイエットで少し腹をへこませれば、腰位置をもう少し上にあげることができますね)!
トレンドなワイド系のパンツは、比較的、サイズを気にせずとも買えちゃうメリットがあります。
サイズを測るには道具が重要!
ちなみに、自分が持っている服の表示されているサイズがMとか32とかいろいろあると思いますが、あてにならないんで全無視でいいです(一応ルールがあるんですが)。
実際に、メジャーで測ったものを信頼するようにします。表示のルールがズレてる場合やブランドによってのサイズ感の違いがあるし、自分が勘違いする場合もありますからね。
言い忘れてましたが、サイズを測る巻尺(メジャー)を持ってない人は、速攻買って下さい。
巻尺がなかったばっかりに服のサイズが合わなかった!では損ぶっこきますよ。
おすすめの巻尺を教えてほしいって要望があったので一応掲載しときますね。
私の場合は、片手で写真を取りながら測定とかするので、固いメジャーも使いますが、普通の人は、両手が使えるので、体の測定もしやすい柔らかいメジャーがおすすめです。
テープとか紙製とか樹脂製のものが測りやすいですよ↓
シンプルで軽く縫製用としても使われているメジャーなので、サイズを測るのにとても便利に使っています。
これらの努力で、自分の服のサイズを熟知してくると、通販サイトのサイズ欄を見ただけで、自分に合うあわないが分かり、実店舗で買う感じで服を選べるようになるのです。
第8回メンズファッション塾のまとめ
通販サイトで服を買う時のサイズを確認するポイントは、
- トップスは、着丈と肩幅は絶対に確認。自分の体型に応じて袖丈なども確認する
- ボトムスは、ウエストと股下は絶対に確認。自分の体型に応じてワタリやヒップなども確認する
- 服や自分の体のサイズを測るのにメジャーを使用する
- サイズ感がいまいち掴めない場合は、持っている服のサイズ以外にも自分の体を実測して考えてみる
今回でメンズファッション塾は終了になります。ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
この全9回の講義内容だけでもマスターすれば、ファッションの超初心者を抜け出すことが余裕でできると思います。
ドラクエ10で言えば、一人前の証を手に入れて村を出るレベルですね。
次は、あなたのファッションジャンルを選定して、脱初心者レベルを目指しましょう。
新章突入!次回:ファンションジャンルを選定しよう!
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