低身長のメンズにワイドパンツが似合わない理由と解決策
最終更新日:2021/9/21 公開日:2019/7/19
この記事は、下記の悩みを持つ男性向けに書きました。
- 低身長では本当にワイドパンツが似合わないの?
- どうして背が低いとワイドパンツが似合わないの?
- 背が低くてもワイドパンツを似合わせる方法はないの?
結論から言うと、低身長でもワイドパンツは似合うように穿くことができます。
ただし、何も考えずに穿くとスタイルが悪く見えて似合わないと感じてしまいます。
この記事は、そういったワイドパンツのコーディネート投稿の経験やファッション仲間との交流との間で得られた知識や体験に基づいて書きました。
背が低いとワイドパンツが似合わない理由
低身長のメンズがワイドパンツが似合わない理由は、ただ一つで”スタイルが悪く見えてしまうから”です。
いくら、オシャレな服を着てもスタイルが悪く見えれば、いくら自分が良いと思っていても周りからは、”カッコ悪い、おしゃれではない、どこか変”といった目で見られます。
オシャレは自己満という考え方の人もいますが、無人島で誰とも会わず一生一人で暮らすことになったらオシャレを気にしなくなるのと同じように、少なからず周りからどう見られるかはファッションにおいては大事なことです。
話を元に戻すと、スタイルが悪く見えてしまう原因は、目の錯覚にあります。
人間の目は、同じ高さの図形でも横幅が広い方が低く見えたり、また、色が明るい方が膨張して見えるんですね。
もし、背が高い人なら横幅が広がっても縦が長いので違和感がでません。
たとえ横幅が広く見えるような服を着ても相対的にバランスが取れるのでスタイルダウンしないんですね。
結果、背が高い人は、ワイドパンツを穿いてもスタイルダウンしづらいので、コーディネートの難易度が劇的に下がります。
背が高いから似合ってるだけでは?って疑問に思う格好をしている人をたまに見かけませんか?
反対に、背が低い男性が何も意識せずワイドパンツを穿くとスタイルダウンして見えるので似合わないのです。
逆に、スタイルアップして見える方法を知れば、身長が低い人でも上手くワイドパンツを穿くことができますよ。
ここまで読んでも、スタイルアップ論に疑問がある人は、女性のことを考えてみると分かりやすいと思います。
平均身長が男性より低い女性がきれいにワイドパンツやロングスカートを穿いていませんか?
さすがに、男性なら通常ロングスカートは穿けませんが、服の合わせ方や着こなし方は同じなので、スタイルアップさせる方法を学べばワイドパンツが似合うようになります。
3つの解決策
先ほど、低身長の男性は、高身長男性と比べてスタイルが悪く見えやすいので、何も考えずワイドパンツを穿くと似合わないというお話しをしました。
そこで、ワイドパンツを穿くときに注意すべき点と解決策を挙げましたので、これを参考にワイドパンツを穿くと似合うようになりますよ。
1.ワイドパンツが太すぎる
ワイドパンツがトレンドで、モデルさんがすごく太いワイドパンツをオシャレに穿いているのを見ると自分も穿きたくなってしまいますよね。
しかし、ワイドパンツの横幅とあなたの身長のバランスが崩れればスタイルダウンします。
このバランスは、自分が鏡で確認しておかしいと思ったときや周りの人からおかしいと思われれば崩れています。
だから、はじめは、そこまで幅の広くないワイドパンツを選んでみることです。
そこまで横幅が広めでないワイドパンツを使っても身長とのバランスから広めのパンツを穿いているなと認識されるのでオシャレには影響しないのでご安心を。
2.シルエットを意識していない
ワイドパンツは、ボトムスが太めなので、スタイルを良く見せるシルエットは、トップスが細めでボトムスが太めなA型のシルエットです。
(左の三角形の方が右の長方形よりシャープできれいに見えませんか?)
低身長のメンズがワイドパンツを穿くとき、これを意識しないと上下ともに太めになってしまって、先ほど似合わない理由で出てきた太い長方形のようになってしまいます。
そうすると、よほどの高身長でなければバランスが悪くなってしまうので、スタイルダウンしてしまうのです。
最近のトレンドは、ゆったりシルエットなので、ついトップスもゆったりしたものを選びがちですが、やりすぎない程度のものを選ぶのがコツです。
(トモの場合は、このあたりのシルエットが限界で、これ以上ゆったりさせると、やりすぎでスタイルダウンしてしまいます。)
程度は、それぞれの体型ごとに違うので、バランスをとりながら調整していって、どのくらいまでならスタイルダウンしないのか研究するといいですよ。
3.コーディネートを工夫していない
繰り返しになりますが、低身長のメンズがワイドパンツを穿くとスタイルダウンしがちなので、シルエットだけでなく、合わせるアイテムにも気をつかいます。
例えば、ワイドパンツと同色または同色系のシューズと合わせたり、ボリュームのある靴を選ぶ方法があります。
(ボリュームあるシューズを合わせることでトップスから足元にかけて広がるようなシルエットになり、きれいなA型シルエットを作るのでスタイルアップして見えます。)
(同色の革靴を合わせることで脚を一体化させてみせるので、脚が長く見えてワイドパンツとのバランスをとっています。)
また、腰位置は高く見えるようにしたいので、腰回りはやりすぎないように隠すのがポイント。
(同系色のトップスを使い腰位置をぼやかしたコーデ。サンダルを目立たせる色にして視線を腰に集中させないようにしているのもポイント。)
腰位置を隠すことによって、パッと見た感じ、腰が高い位置にあると見る人に印象付けるようにするのです。
人は、見えないものをいいように想像するようにできている習性を利用するというわけです。
最後に一番悩むのがタックインコーデです。
本来、タックインは、ワイドパンツとすごく相性がいいんですね。
理想は、胴1:脚2の割合に持ってくると、一番スタイル良く見えます。
低身長でもスタイルが良くて、このバランスがきれいにとれる人ならば、全く問題ないでしょう。
ところが、私のように、低身長+短足な体型だと、かなり厳しいです。
基本は、同系色の靴と合わせるのですが、トレンドの厚底靴を使う場合もあります。
本来、ソールが太い靴は、全体のシルエットのバランスを崩すのですが、先ほどもいいましたが、ワイドパンツとボリュームある靴は相性が良いので、ソールが厚くてもバランスの崩れが気にならないんですね。
厚底と言っても3.5cmくらいのものなんですが、非常に効果は高いので、もしよかったら試してみてください。
以上で、今回の内容は終わりです。
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